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巡洋艦『海門』 [艦名ツーリング]

巡洋艦『海門』
竣工: 1884年8月13日
常備排水量: 1,381t
水線長: 64.3m
速力: 12kt
兵装: 17cm砲×1
     12cm砲×6
     ノルデンフェルド25mm4連装機関砲×4
     ノルデンフェルド11mm5連装機関砲×4
Japanese_corvette_Kaimon.jpg
明治期の日本海軍は、戦艦等の大型艦を外国(英国)に発注する一方で小型艦は国産化し造艦技術の発展を促そうとしました。『海門』は横須賀造船所で初めて造られた純国産の巡洋艦です。鉄骨木皮の建造には相当手間どったようで、起工から就役まで8年近くもかかっています。ちなみに進水に際しクス玉を飾り、ハトを飛ばすセレモニーを行ったのは本艦が世界で初めてだそうです。
資料によっては「コルベット」「スループ」「フリゲート」と表記がまちまちですが、砲戦能力を備え外洋航海可能な戦闘艦としては「巡洋艦」の呼称が最もしっくりくると思います。

日清戦争後に三等海防艦に類別され、日露戦争中の1904年7月2日に旅順港外で触雷し沈没。


由来となったのは薩摩半島南端に位置する開聞岳。
DSC_1607.JPG
標高は1,000mに満たないながらも、海上よりそそり立つ円錐形の山体は薩摩富士の名に相応しい美しさ。天気が優れなかったのが悔やまれます。




★艦船踏破実績
9隻 44,740t
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