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砲艦『勢多』『堅田』『比良』 [艦名ツーリング]

砲艦ツーリングの続きです。

砲艦『勢多』型
基準排水量: 330t
水線長: 56.1m
速力: 16.0kt
兵装: 8cm単装高角砲×2
     7.7mm機銃×6
大正9(1920)年計画艦で同型艦は4隻。2隻ずつ三菱神戸と播磨造船で建造され、分解して中国に輸送して上海で竣工しました。

砲艦『勢多』
竣工: 1923年10月6日
Japanese_gunboat_Seta_1935.jpg
終戦時まで健在で、戦後は中華民国の手に渡り『長徳』と改名。さらに共産党軍が接収して『閩江』となりました。

由来は滋賀県大津市にある瀬田の唐橋。上洛の旅の途中で倒れた武田信玄は「瀬田に我が旗を立てよ」との遺言を残したそうです。ここが都に通ずる最後の難関だったということでしょう。
DSC_0387.JPG
大学ボート部の艇庫が並び、学生たちが練習をしていました。穏やかな天気で気持ち良さそう。



砲艦『堅田』
竣工: 1923年10月20日
Japanese_gunboat_Katada_around_1935.jpg
長江下流域の九江で1945年4月に米軍機の空襲を受けて大破着底。

堅田は大津から琵琶湖東岸を北上したところにある町。名所を探す時間がなくとりあえず駅前にて。
DSC_0391.JPG
後で調べると、琵琶湖上に突き出した満月寺浮御堂という名勝があるそうです。また機会があれば。


サクサクと進みます。琵琶湖東岸の快走路(ただし交通量は多い)県道558号線を北上。


砲艦『比良』
竣工: 1923年8月24日
Japanese_gunboat_Hira_1923.jpg
1944年11月に同じく長江下流の安慶で中国軍機の空襲を受け大破。

比良山地は西の比叡山から続く山塊が琵琶湖に落ち込む断崖です。
DSC_0396.JPG
立派な登山口。関西では登山やスキーで人気のスポットだそうです。強風や積雪の影響で樹木の生育しない稜線があり、非常に眺望がいいとか。なるほどなぁ。


同型艦3隻を攻略。
実はもう1隻、紅葉で有名な『保津』も京都の北西にあったのですが…疲れたのでまた今度。
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