航空母艦『阿蘇』 [艦名ツーリング]
航空母艦『阿蘇』
進水: 1944年11月1日
基準排水量: 17,260t
水線長: 227.4m
速力: 32kt
兵装: 40口径12.7cm連装高角砲×6
25mm3連装機銃×21
12cm30連装噴進砲×6
年始の九州ツーリングからの最後の艦は未成空母『阿蘇』です。
雲竜型の5番艦として建造着手され、1944年11月に進水。しかしその直前のレイテ沖海戦で日本海軍の航空部隊は壊滅的被害を受けており、もはや組織的な作戦能力を失っていました。既存艦船の整備修理に資材と労働力を優先したこともあり、『阿蘇』は進水直後、進捗60%の段階で工事中止が決定されました。
艤装工事もされず、艦を動かす燃料も不足した状態で呉港外の倉橋島に係留されていましたが、1945年7月には特攻兵器『さくら弾』の試験に供されることとなりました。成形炸薬を使用した『さくら弾』による損害は軽微でしたが、このときの浸水により徐々に傾斜しついに着底し敗戦を迎えました。
翌1946年12月から浮揚解体作業が始まり、1947年4月に完了しています。
火の山トンネル入口にて
★艦船踏破実績
12隻 81,406t
進水: 1944年11月1日
基準排水量: 17,260t
水線長: 227.4m
速力: 32kt
兵装: 40口径12.7cm連装高角砲×6
25mm3連装機銃×21
12cm30連装噴進砲×6
年始の九州ツーリングからの最後の艦は未成空母『阿蘇』です。
雲竜型の5番艦として建造着手され、1944年11月に進水。しかしその直前のレイテ沖海戦で日本海軍の航空部隊は壊滅的被害を受けており、もはや組織的な作戦能力を失っていました。既存艦船の整備修理に資材と労働力を優先したこともあり、『阿蘇』は進水直後、進捗60%の段階で工事中止が決定されました。
艤装工事もされず、艦を動かす燃料も不足した状態で呉港外の倉橋島に係留されていましたが、1945年7月には特攻兵器『さくら弾』の試験に供されることとなりました。成形炸薬を使用した『さくら弾』による損害は軽微でしたが、このときの浸水により徐々に傾斜しついに着底し敗戦を迎えました。
翌1946年12月から浮揚解体作業が始まり、1947年4月に完了しています。
火の山トンネル入口にて
★艦船踏破実績
12隻 81,406t
2014-05-15 00:11
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