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重巡洋艦『加古』 [艦名ツーリング]

重巡洋艦『加古』
就役: 1926年7月20日
基準排水量: 8,700t
水線長: 185.2m
速力: 33kt
兵装: 50口径20.3cm連装砲×3
     45口径12.7cm単装高角砲×4
     61cm4連装魚雷発射管×2
(要目は1937年近代化改装後)
H48204_Kako.jpg

『加古』は古鷹型重巡洋艦の2番艦で、三菱神戸造船所にて1922年に起工され、4年かかって建造されました。1936年から翌年にかけて近代化改修を施し、バルジの追加、機関換装、水雷兵装の削減と対空兵装の増備がなされました。
太平洋戦争では開戦劈頭のグアム島、ウェーク島、ならびにラバウル島の攻略戦に参加。
1942年8月8日の第一次ソロモン海戦では五藤存知少将指揮の第6戦隊に所属し、高い夜戦能力を発揮して米重巡『クインシー』『アストリア』『ヴィンセンス』、豪重巡『キャンベラ』等の撃沈に貢献しました。
ところがこの大勝利からの帰路、味方制空圏内に入り安心したところを米潜『S-44』に捕捉され、3本の魚雷が命中。瞬く間に転覆、沈没してしまいました。


艦名の由来は兵庫県の中央を縦断する加古川。
DSC_2556_1.jpg
日本海軍の重巡洋艦(一等巡洋艦)は山岳の名を付けられるのが慣例ですが、当初『加古』は川内型軽巡洋艦の1隻として建造される予定だったため、例外的に川の名がつけられています。



★艦船踏破実績
13隻 90,106t
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