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防護巡洋艦『高砂』 [艦名ツーリング]

防護巡洋艦『高砂』
就役: 1898年5月17日
基準排水量: 4,155t
水線長: 118m
速力: 22.5kt
兵装: 40口径20cm速射砲 単装×2
     40口径12cm速射砲 単装×10
     40口径76mm速射砲 単装×12
     47mm速射砲 単装×6
     35.6cm水上魚雷発射管×5
Japanese_cruiser_Takasago_at_Portsmouth.jpg

全ての砲を速射砲とし、高速で敵を翻弄する。防護巡洋艦のお手本のような『吉野』は日清戦争においてその優秀さを世界に示しました。『吉野』の兵装と装甲をさらに強化して設計された準同型艦が『高砂』です。
イギリス・ニューカッスルのアームストロング社エルジック造船所で竣工。『吉野』から多くの改良がなされており、同型艦とは見なさない説もあります。チリ海軍が発注した防護巡洋艦『チャカブコ』とほぼ同型です。
1900年の北清事変で初陣を飾り、日露戦争では旅順攻略戦や黄海海戦に参加しましたが旅順要塞陥落目前の1904年12月13日、港外で触雷して沈没しました。


兵庫ツーリング最後の目的地、高砂は加古川河口にある浜の名。
この地にあったという、黒松と赤松が一体となった「相生松あいおいのまつ」が古今和歌集で紹介され、後に世阿弥が能楽にします。夫婦和合と長寿を松に託したことから、結婚式でさかんに謡われました。

訪れたのは高砂神社。
DSC_3874.JPG
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イザナギとイザナミの宿るという伝説の「相生松」は枯死と植替えを繰返され、現在境内にあるのは5代目。
DSC_3879.JPG
こちらは無名の松ですが、地を這うようなみごとな枝ぶり。
DSC_3886.JPG

海岸は工業地帯となっており、神社の横には古い工場(あるいは倉庫?)がありました。古いレンガの壁がいい色だったので一枚。
DSC_3893.JPG


★艦船踏破実績
23隻 170,706t
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